オペアンプ多段増幅型ヘッドホンアンプの組み上げ手順 |
このページでの注意点 このページは、アイワX122改造&アンプ製作(ももじさんのホームページ)の掲示板で公開された配線図を元に、私が作ったときの経緯を書き綴った物です。 しかし、その後、配線のミスなどが判明し、記事内容に矛盾が発生してしまいました。もう写真を取り直して書き直すことは不可能ですので、代わりになる作製過程の記事を 改めて書き上げました。 これを改訂版としますと、改訂版ではクロスフィード機能を省略しております。もし、クロスフィード機能ありのバージョンのアンプを作製するときは ももじさんのホームページ上の配線図を参考に組み上げてください。よろしくお願いします。 改訂版のページはこちら |
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材料は上記になります。間違いないとは思いますが、足りないもの、個数の間違いなどありましたら、掲示板などで指摘していただけると たすかります。ご購入の際は、失敗や破損も考えて、少し多めに購入しましょうw。初めての方は、 まず、ももじさんのはんだ要らずのヘッドホンアンプ作製 を参考にするといいと思います。 まずはブレッドボードにジャンパーワイヤーを組み込みます。ブレッドボードの配線図はここです。 ジャンパーワイヤーを組み込んだ後がFig2になります。 抵抗を組み込んだ写真がFig3です。酸化金属被膜抵抗の足は太いので、ブレッドボードに差し込む時は若干力が要ります。またスペースの都合上、抵抗が一部立つことになります。 抵抗の足を切るときはその辺も考えて切ってください。もちろんLEDは極性がありますので間違えないように。 コンデンサ、および、オペアンプを設置した写真がFig5です。もちろん、電解コンデンサには極性がありますので、間違えないように。Fig5ですべて組み上がったことになります。 LM6171BINはソケットに乗っていますが 最終的にはすべてのオペアンプにソケットをつけたほうが良いでしょう。ソケットは裏側の突起部分をニッパーにて切断し、平らにしております。こうすると ボードにしっかり固定できます。 写真では動作確認用に5532DDがのっております。 私は、MUSEのコンデンサを使ったので、ダイヤモンドバッファ型で使ったケースには収まりませんが、ももじさんのHPで紹介している材料ならばぎりぎり入りそうです。 さらにMUSEのコンデンサの足も酸化金属被膜抵抗と同様に太いので、結構無理やりボードに挿すことになります。またクロスフィード回路周辺のコンデンサ(0.1uF)はスペースの関係からMPFにし、 他のスペースがある場所のコンデンサ(0.1uF)はポリプロピレンとしました。ポリプロピレンの足は適度に折り曲げて差し込んでください。この辺から、かなりスペースがなくなってくるので ショートに気をつけてください。あと私はこの時点でロータリースイッチを持っていなかったので、クロスフィードOFFになるようにジャンパーワイヤーで直接、接続してしまいました (Fig6の茶色い線がそれです)。 続いて、ステレオミニジャック、可変抵抗、スイッチに、それぞれLANケーブルを圧着、もしくはハンダ付けします。ステレオミニジャックは、ももじさんが使われたやつではなく、 ちょっとだけ高いやつにしました。ミニジャックには1、2と書かれてある端子と、何も書いていない端子があります。この1と書いてある方がLで2がR、何も書いてない端子が グランドになります。(私が使ったジャックの端子2には、金がメッキされていました) そしてボードに差し込む差込端子を作りましたら、ボードに接続していきます。 アウトプットグランドと、可変抵抗R1、R2はコンデンサがすぐ近くにあるので、差し込むのが大変かと思います。どうしてもさしにくい場合は、コンデンサを1回はずす必要性もでてくるでしょう。 あと(R1、R2)、(L1、L2)は同じ穴に差し込むことになります。箱に入れる前に、動作確認をして見ましょう。音はしっかり出ていますでしょうか? 続いて、箱を準備します。ちょうど家に”ほんだし”の空き缶があったのでそれを利用しました。ダイヤモンドバッファの時と同じように、ドリルで穴を開けてジャック、可変抵抗、スイッチを 固定します。この箱だと、ガタイがステンレスなので、ノイズには強いですが、電池の交換や、オペアンプの交換には不向きですねOTZ。あと、ケースが透明でないと、作った達成感が少ない気がしますw。 金属ケースもいいですが、使い勝手を考えるとフードパックのようなふたが開く入れ物の方がいいと思います。ダイソーにいい感じのフードパックがありました。三つで105円だそうです。 あと、フードパックにしろ小物入れにしろ、素材がアクリルであるものは、穴を開けるとき、力が要りますし、割れる危険性があるので、なるべくポリプロピレン、ポリエチレンのものを選ぶと いいと思います。穴を開けるのも楽ですし、ある程度曲がるので、割れる心配もありません。 最後に、オペアンプですが、安くてもいい音が聴きたいと思うのであればOPA2134PAをお勧めします。できるのでしたら、 ナノカーボンPCのような接点改質材をぬってICソケットに挿し(ハンダ付けのほうがなお良し)、 シリコン系の接着剤で固定してあげるか、制振合金でできたチップなどを貼り付けてやってください。 お金をかけずにいい音とお思いならこれがベストだと思います。 もし完成すれば、かなりイイ音でなってくれるので、もしそうでない場合は、配線の間違い等が考えられます。しかも、少し配線を間違えても このHPAは結構音が出ますので、少しでもおかしいなと思ったら確認してみてください。あとロータリースイッチの導入を考えると、もうひとつ 端子が増えてしまうので、もしかしたら一回り大きい入れ物にしなければならない可能性がありますね。次に秋月で買い物する機会があれば 購入するのですが。。。 →配線図が若干変更になりました。このままでも動作に問題はないようですが、きちんと分圧できていないので、配線を変えることをお勧めします。 回路図的には以下です。参考にしてください。 Fig.10 |