ステレオミニ-ミニケーブル(AT6S27素材)







材料

    ステレオミニプラグ : AudioWebSiteから購入
    スピーカーケーブル : 50センチ(AT6S27)
    熱収縮チューブ   : ケーブル長さ分
    アルミホイル    : 適量
    結束バンド     : サイズ小-2個


評価



 最初に作り方。まずスピーカーケーブルを二本に裂いて、同じ長さの線を三本用意します。続いて一番外側のチタンシースをすべて剥ぎ取りました。 グラウンドにつなぐケーブルは先を少し出しておきます。その後、グラウンドをステレオミニプラグのグラウンドに金属の固定機構を利用してペンチで圧着。 ケーブルにプラグの保護ビニール、カバーを通します(これよく忘れるんですよね)。RーLの接続は内側のシースごとプラグ側の端子にねじ込み圧着 (ねじ込んでるだけだけど)。ショートしないように銅線などをきれいにして、上からスコッチテープで端子を固定しました。んで入り口のグラウンドの一番端の ところで三本のケーブルをペンチを使って動かないようにぎっちり固定しました(もちろん動かないほうがいいため)。



 次にプラグカバーを閉めて、ステレオプラグから約5センチのこところを結束バンドにて固定しました(ケーブルがよじれてプラグからケーブルが抜けることがあったため)。 この状態で、続いてアルミホイルをケーブルに巻きつけました。この時グラウンド(プラグ全体がほぼグラウンドです)同士がアルミで接触しないようにします。 アルミを巻き終わったら、熱収縮チューブをケーブルに通し、収縮させました(私が使ったチューブはガスの直火で焼かないと収縮しませんでした)。んで完成。



 ここでちょっと問題が。。。。。AudioWebSiteで購入したプラグは、金メッキと書かれていますが、なんか個人的には真鍮めっきなきがしてなりません(本当に金なんでしょうか。。。)。 さらに本体側(プラグカバー側)と端子側(ステレオミニ端子側)の段差がひとつしかなく、まっ平らなので(このごろの市販品は二段くらい段差付いてるものですが。。。) ステレオミニプラグの差込口が平らである必要があります。ちなみにNE20の端子にはうまくはまってくれませんでした。無理やり挿せば鳴りますが、動くとすぐはずれます。

 さてさて、肝心な音ですが、まず最初に思うのは、ケーブルが太いせいか分かりませんがかなり低音が強調されて出るようになるようです。 ケーブルが太いからでしょうか。。。関係ないかな。。。。。イコライザをかけたくらい変わるようです。あと高音も素直に出るようになりました(ちょっと五月蝿いかもしれません)。 さらに全体的に滑らかに、解像度も上がったように感じます。まぁまぁですかね。聞き比べもしてみました。エントリークラスのSONY、Victor製のステレオミニプラグケーブル(市販品)よりは良かったです。 あとちょっと参考にならないかもしれませんがAT-DV61A/0.7+AT5C204Sよりも良かったです。

 ステレオミニーステレオミニのケーブルはデジタルオーディオプレイヤーの流行で需要はある程度出てきていると思いますが。高級なケーブルは 現在ほとんどない状態ですね。メートル1000円くらいの素材のケーブルがあればいいんですが、ないので、この機会に自作してみてはいかがでしょう。

 最後に、ステレオミニプラグにはんだ付けを行う場合、はんだが高級になればなるほど(鉛がないほど、混ぜ物がないほど)プラグと銅線はくっつきにくいようです。 圧着できればいいんですけどね。はんだ付けを行う場合はフラックスをぬって銅線と銅線で端子をはさむようにはんだ付けしてあげるといいと思います。 あと、ももじさんも言われてますが、高級LANケーブルは素材がいいので、ステレオミニ端子だけホームセンターで買ってきてLANケーブルで作ってみるのも 面白いと思います。プラグが200円*2でケーブルが1000円くらいでしょうか。。。あとは手間!!(USBケーブルもいいとか悪いとか。。)



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