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juli@ |
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ダイナミックレンジ ：112dB (DAC) デジタルIN サンプリング周波数 ：44.1、48、88.2、96、176.4、192kHz デジタルOUT サンプリング周波数 ：44.1、48、88.2、96、176.4、192kHz D/A ：24BIT/192KHz対応
| このカードの名前はjuli@とかいてジュリエットと読むらしいです。ESIのサウンドカードですね。今まではSE-U55GXを使っていたのですが、PCI-Xスロットで完全互換な サウンドカードであるこの製品を見た瞬間に買い替えの衝動が走ってしまい購入しました。結局ESIのHPから購入しましたが到着も早くESIには好感が持てました。 さてサウンドカードについてですが、まずパッケージングがいいと思います。このデザインとか白を基調にした色とかすごくセンスを感じますね。力が入っている製品なんでしょう。 しかもこのカードはターンソケット方式を採用しており、バランス入出力とRCA入出力を切り替えることができ、使用者に非常に優しい設計になっています。私はRCAしか使わないので ソケットをはずしたりしていませんが。。。あとどこかのサイトで見たのですがソケットをはさんでデジタル回路とアナログ回路が完全に分離できるように設計されているようです。 これによってデジタル処理で発生するノイズがアナログ回路には影響しにくくなっているというふれこみも書いてありました。あえて不満を言えば同軸デジタル端子が専用のケーブルを使わないと 使用することがでず、さらにそのケーブルの細さといったら細いのなんの。デジタルケーブルで同軸だからノイズの影響結構受けるのにこれほど細いとは。。。デジタルを使う時は光で接続したほうが よさそうです。 次に音についてですが、このサウンドカードはSE-U55GXよりは音がよいと思います。SE-150PCIと比較してみると、MP3を再生している時は完全にjuli@の勝ち。WAVならほぼ互角に感じました (というか違いがよく分かりません)。傾向としては150PCIよりもかまぼこで若干ですがこもった感じがする音のようです。チップのせいなのかオペアンプのせいなのか 分かりませんが圧縮音源を再生する時はjuli@のほうがいいですね。音の傾向としてこもった感じがありますがエージングによってだいぶ改善されるようです。 カードはオペアンプを使っているのでエージングは最低100時間は見たほうがよさそうですね。このごろやっと真価を発揮してきたかなという感じです。 ESIのホームページでも書いてあるように安定性はかなりあるほうだと思います。しかもウインドウズ側の設定を奪ったりもせず、常駐アイコンはあるものの使用のたびに再起動などは必要ありません。 何よりPCI-Xでも完全に動くのが私にとってうれしいです。基本的に使っている人は分かると思いますがDEAL-CPUに慣れてしまうとSINGLE-CPUには戻れなくなります。なので必然的に ワークステーションを買うことになってしまうのですが、ワークステーションの多くは現在PCI-Xスロットを採用しており一般的に使用するに当たっては不便です。 このような製品はもっと世の中に出てきてほしいと思います。 最後にこのサウンドカードに積まれているDACチップはAK4358-DR112dBで、オペアンプはJRC4580です。ちなみにESIの有名なDAC、Dr.DACに搭載されているものは DACチップがAK4395-DR120dBで、オペアンプはOPA2134/NJM5532。バッファにJRC4580*2というものです。DACチップで8dB差ありオペアンプもjuli@についているものがDr.DACでは バッファにまわされています。それでこのサウンドカードが約2万円、Dr.DACが約3万円というのを考えるとDr.DACが安すぎる感もありますが、買って本当に得したかどうかは疑問です。 でも、無改造のDr.DACでは出力のDRが114dBとなっておりjuli@と2dB差ですが。。。。 このごろDVD-audioやアップサンプリングしたWAVなどを聞いているのですがこのサウンドカードで88.2kHz以上の音源をデジタル出力する場合、きちんと出力できないようです。設定を初期化すると きちんと再生してくれますが、再生している間にノイズが混入してしまいます。使っているソフトはDigiOn系のソフトです。相性のせいかはたまたサウンドカードのせいかはわかりませんが きちんと96kHzまで出力してほしいものです。なんかこう時間軸がきちんと同期出来ていない感じでして、再生しているとずれてくる感じです。SE-U55GXならきちんと24Bit96kHz まで問題なく出力してくれるのですが。。。。 |
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