iPod nano(MA005J/A)







スペック

    型式      : シリコン型オーディオプレイヤー
    再生時間    : 14時間(AAC-128kbps時?)
    ヘッドホン出力 :  - mW(32Ω時)
    リモコン    : なし
    ディスプレイ  : 漢字対応
    容量      : 4GB
    質量      : 42g(電池含む)
    出力端子    : ヘッドホンジャック、Dock端子
    音楽再生フォーマット  : AAC/MP3/WAV/AIFF/M4A


評価

 これも噂のiPod nano(MA005J/A)。遂に購入してしまいました。容量は4GB、カラーは白、シリコンジャケット(2000円)、Pokect Dock(5000円)で 総計三万円以上かかってます。高い・・高い・・・。曲を入れるときはすべてアップルロスレスで入れています。シリコンジャケットはDockコネクタと干渉するので 若干カッターにて切断してあります。ちなみにロスレスであっても4Gは結構狭いと思います。

 まずは本体自体の使い勝手から。最初に思ったのはnanoが非常に小さいことです。ポケットにすっぽり入ってしまいます。持ち運びは非常に楽ですね。 次に、意外とノイズがありません。E4cで聞いてもほとんど分からないレベルです(音量が0でも音楽が聞こえたりしますが。。。)。 もしかするとNE20よりないかもしれません。と思いましたがnanoのほうがあるようですね。さらに本体のヘッドホンジャックから出る音も結構悪くないと思います。 そこら辺の韓国産プレイヤーなら太刀打ちできないでしょう。国内製品のものと比べても遜色ないレベルであると感じました。むしろnanoのほうがいい製品もあるような。。。。

 さらにE4cとの相性もよくかなりしっかりなってくれています。若干ダイナミックレンジと奥行き間が悪い感じはしますが、力強くノイズもないため 非常に良く聞こえます。さらに特性も結構フラットでイコライザなどは出る出番がなさそうです。さらに意外と意外と高音もしっかりならせていると思います。 中身は結構いいみたいですね(食わず嫌いだったのでしょうか)。あえて言うのであれば内部アンプは自作HPA-NE5532AP+ダイヤモンドバッファよりちょっと悪い程度だと思います。 最後に電池のもちですが、アップルロスレスで再生する場合(WAVでも大して違わないと思いますが)14時間は絶対に持ちません。自作HPAの電池が切れる前に nanoの電池がなくなってしまうことを考えると8時間すらいってないのかもしれません。低く見積もって4-6時間でしょうか。

 続いてラインアウトの音ですが、これはDockをかんでいるのでnano+Pokect Dockの評価になってしまうことを先に書いておきます。 その音ですが、NE20とは正反対といってしまえば言い過ぎかもしれませんが対照的でした。NE20が繊細で細く、解像度高く鳴らすのに比べ、 nanoはどちらかと言えば力強く豪快にならす感じです。ラインアウトもヘッドホンジャックと同質な音に聞こえました。ここでも、もちろんヘッドホンジャック と同じくノイズはE4cでも拾えないほど小さいようです(恐らくほとんどないでしょう)。結局、総合的に見るとラインアウトはNE20のほうがいいと思いますが nanoもかなり善戦していると思います。NE20はリモコンをはさむと音が変わってしまいますが、nanoは本体がリモコンみたいなものなので、使い勝手はNE20から見て かなり向上しました。

 最後に曲の転送ですが、意外とi-Tunesが使いにくいです。基本的にこのプレイヤーを使う時はWAVもしくはアップルロスレスで扱うのでMP3のようにタグをつける機会が少ないです。 さらにWAVを吸い出す時もEACを使っているのでファイル名にデータが書いてあるようなものです。なのでフォルダ管理しているのですが、このままではアップルロスレスに 変換したところでタグが付きません。i-Tunesはタグ管理なので本当に乗換えがめんどくさいです。フォルダくらい認識してくれてもいいかと思いますが。。。さらに環境によっては ハードウェアの取り外しアイコンがi-Tunesのインストールによって消えることがあるようです。解決策は各自ググってください。そんなこんなで結局i-Tunesはnanoの転送専用 ツールと化しています。動作は重いですが、ソニックステージのほうがまだましと言ったところでしょうか。。。




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