THUMBSTICK Neo







スペック

    型式       : シリコン型MP3プレイヤー
    再生時間    : 約10時間(内臓リチウムイオン充電池)
    ヘッドホン出力 : 10mW+10mW(不明)
    リモコン    : なし
    ディスプレイ  : 漢字対応
    容量      : 256MB
    質量      : 37g
    出力端子    : ヘッドホンジャック1個、ラインイン一個
    音楽再生フォーマット  : MP3/WMA/WMA-DRM(著作権保護対応ファイル)
    S/N比      : 90dB以上


評価

 典型的な、国外発MP3プレイヤー。台湾が本社らしいです。もちろん国内製品にはない特徴として、ドラッグ&ドロップのみで再生可能、USBを差し込むだけでストレージとして利用可能、 データの書き込み、引き出しは、完全にフリー、などの特徴があります。

 大きさ、操作感覚は、おおむね良好で不満はないですね。小さくて通常使用には便利です。液晶も漢字対応で日本語もしっかり表示されます。USB充電もでき使い勝手は問題ないと思います。

 続いて音質。まず最初に思うのは低音過多であることです。MP3で圧縮されているのにもかかわらずかなりの量がでます。しかも、その低音は締まっていないようです。ソースによっては邪魔なほどですが、 中音域を邪魔するような感じではありません。中音域は、若干凹んでおり、ドンシャリぎみでしょうか。またボーカールが近い曲を再生しても、なっている音は結構遠く感じます。 続いて高音ですが、これはMP3としては量が出ている方です。解像度などはあまり高いとはいえませんが、量自体はしっかり不足なく出ていると思います。

 全体的に見て低音過多で若干ドンシャリです。解像度は高くなく音の分離などもそれほど良いとはいえませんが、音がまとまっているわけではなく、最低限の音場なども表現できるようです。 どの点においても最低限のラインはクリアしているようで、妥協の産物であるとは思いますが、バランスがよくいい機種でしょう。

 最後にノイズですが、シリコン型プレイヤーに見られる、電子音(ピーピーピーピピピッ見たいな)のようなノイズがあるようです。その大きさはそれほど大きくなく、感度の低いヘッドホンや イヤホンならばほとんど聞こえないでしょう。逆に、感度の高い物では聞こえると思いますがかん高いホワイトノイズのように邪魔に感じる事は少ないでしょう。

 全体的に見て、プレイヤーのできはいいと思います。低音に寄ってはいますが、決定的な欠点もなく良好です。一番気になるのは解像度でしょうか。。。。。





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