SBC-HE580 |
型式 : オープンエアダイナミック型 インピーダンス : 16Ω 出力音圧レベル : 108dB/mW 周波数特性 : 8〜24,000Hz 質量 : 約-g(コード除く)
| 2チャンネルでかなり騒がれたらしいPHILIPSのイヤホンです。かなりのコストパフォーマンスみたいですね。ちなみにこれのケーブルの長さは1.2mと、ちょっと 中途半端な長さです。国内製品に見られる右側が左に対して長い仕様です。簡易ボリュームも付いています。イヤホンはやわらかいゴムのような感触のポリマー樹脂? である程度おおわれており、これが滑りにくいため付けていてずれることはあまりありません。さらに耳の形に対するフィット感もある程度許容範囲が大きいようです。 使い勝手的には上々でしょうか。 音質についてですが、エージングがかなり必要な部類で、最初は全然高音が出ません。まるででませんね。こんなんで何でコストパフォーマンスが高いのかと 驚いたくらいです。エージングによって高音が徐々に出るようになり、低域もしっかりした鳴り方になるようです。それでもAKGのような華やかさはなくその相対的量も 少なく感じます。低音はそのイヤホンのつくりのお陰か結構抜けていくので圧迫感などはあまりありませんがMX400などと比べればそれでも抜けは悪いほうです。逆に密閉型ヘッドホン で聞いているような低音と似ています。低音の動きなどもある程度把握でき、解像度は必要以上でそれほど高くありません。 これは低音の量が多いためどうしても低く聞こえてしまってるのかもしれませんね。 高音があまり出ず、低音もE931のようにうならないので、かなり聞きやすい部類に入ると思います。イヤホンの形状もあいまって使用感は悪くないです。簡易ボリュームも 意外と出番があるようです。イヤホンをはずさずとも会話できるのはうれしいことですね。 悪いところは、まずそのケース。ゴムのような柔らかい素材でできていますが、非常に使いにくいです。さらにごみなども付着するので見栄えも悪いです。 これをつけずに解像度上げればいいのに。。と思ってしまう感じですね。さらにケーブルが軟弱です。くねくねして断線しそうな感じです。さらにボリュームの位置が ちょうど胸の辺りに来るので、肩にバッグなどをかけているとぶつかって左側のイヤホンが外れてしまうことがあります。あとやはり 定番と言われるMX400、E931などと比べるとやはり一歩及ばないような感じがしますね。その低音はイヤホンの中では表現しにくいなり方でなるのでそれが好みの人は 唯一無比になるとは思いますが。。。ちなみにプラグは金メッキされており、感度はスペックよりも若干低く感じました。 |