S-A7-2







スペック

  ユニット      :3-WAY
  インピーダンス   :6Ω
  再生周波数     :32〜120kHz
  感度        :90dB/W
  最大入力      :160W
  クロスオーバー周波数:400Hz、3.2、40kHz
  重量        :30kg/1本


評価

 パイオニアのスピーカーでDVD-audioも完全に再現可能なスピーカーです。音のバランスは若干高音よりで低音はしまった感じがします。聴き疲れもあまりしないほうでしょうか。 繊細でどちらかといえばクラシック向きですね。クラシックはあまり聴きませんが。。。

 問題はその重量です。重いのなんの。めちゃくちゃ重いです。一人で動かそうとすると入院できます。これはきついですね。 下にボード&インシュレーターをはさみたいのですがお金が。。。。

4/24/06

 敷物計画を発動してみました。ちょこっとお金が入ったので。。。まずは材料の購入。。。。

 ・ 御影石のタイル(600*300*30)2枚
 ・ ステンレスの袋ナットM12、8個
 ・ 床の傷防止用のゴムシート(500*0.5*2000)



 これが御影石のタイルです。片面のみが平らになっており、もう片面はざらざらでした。バーナー仕上げらしいです。野外での販売だったのでちょっと汚いですね。さびが付いています。 水洗いしても取れませんでした。。。もちろん平らな面が上側です。ざらざらをゴム側にしました。




 続いてこれがステンレスの袋ナット。真鍮のナットもありましたが、点支持に期待して袋ナットを購入しました。耐劣化を考えてステンレスをチョイス。 コルクは、ナットの下にとおもい購入しましたが、スピーカーの重量が重すぎてコルクがつぶれ、使い物になりませんでした。ナットのみをインシュレーターとして使っています。




 アパートなので「床に傷をつけてはいけない」ということで、下敷きのゴムシートも購入しました。メーターで量り売りでした。なるべく薄い物をチョイスしました。 タイルの大きさに合わせてカットしました。




 んで組み合わせました。材料費は約4000円くらいでしょうか。

  スピーカー
  袋ナット
  御影石タイル
  ゴムシート
  床

 の順です。もともとこのスピーカーには、真鍮のスパイクとスパイク受けが付いているのですがそれを使ってしまうと、もし売却する時に ペナルティになるといけないので(考えすぎ)使わないことにしております。このような事情からもお分かりの通り、このスピーカーの裏面には スパイクを取り付ける用の鬼目ナットのような物が底についています。そこに袋ナットの頭を持っていけば、ぴったりはまると言うわけです。

 実際は、アパートの床が、水平でなかったり、平らでなかったりして、インシュレーターとタイルの間に紙を敷いたり、タイルと床の隙間にうめもの(ここも紙でしたが) をしてやっとぐらつきがなくなりました。アパートのつくりなんてこんなもんなんでしょう。非常に残念ですが。。。タイルを敷いても、ぐらつくんじゃ話しになりませんよね。。。

 それで、妥協に妥協を重ねてセットアップ完了。スピーカーの位置はもちろん、スピーカー、リスニングポイントの三点を二等辺三角形に。スピーカーの前面はリスニングポイント対して垂直に設置します。 なるべく左右のスピーカーの距離は多めに取ったほうが良いとされていますね。2mもあれば十分でしょうか(部屋によりますが)。詳しいセッティング方法は逸品館のサイトに乗っていますので 参考にしてみてください。

 それで、その効果は?といいますと。。。。効果は非常にあったと思います。結構変わりました。具体的に言いますと、高音の量がほぼ倍に(床置きと比べて)低音の量がほぼ半分になりました。 ここまで変わるとは思いませんでしたが。。。。もともと低音が弱いスピーカーなんですが、床においていた場合では、低音が床をはってくるので、それほど量は不足に感じなかったのでしょうね。 もう浮いてしまっているので低音の量が足りない感じがします。ウーハーを買うしかないのでしょうか。。。。でもウーハー買うと隣に迷惑が。。。

 まぁそれはさておき、高音の解像度は、もう比べ物にならないほど良くなったと思います。高音が出ていることでの臨場感、雰囲気が非常に出るようになりました。 定位も向上しているようで、自分の部屋の配置ミスがありありと聞き取れるほどです(時々音が後ろから聞こえるように。。。反射がうまくいってないみたいです。)

 その他としては、より音が不自然になった感じがします。高音のかすれも若干あるようです。これはステンレスという硬い材質を使ったからでしょうか。 不自然さは、ゴムとかタイルとかナットが共鳴もしくは打ち消すような波を出しているからかもしれません。床が平らだったら。。。。なんとかしてこのぐらつきをなくせないでしょうか、、、、 消せればもっと良くなると思うのですが。。。やってみた感想としては、10円でもいいからインシュレーターは敷くべきですね。高音の解像度、定位がまるで違います。

 最終的には、オーディオ用のコーリアンボードとクリプトンのインシュレーターあたりがほしいのですが、全部で7万位するんですよね。。。高い。。。 オーテクのスパイク受けだけでも2セットで一万円くらいしますし。。。。この手のアクセサリーは非常にぼったくりだと思います。


4/26/06

 敷物をしてから、数日たちました。なぜか、ユニット、タイルともに落ち着いたらしく、ぐらつきも少し良くなりました。これに伴って低音の量も戻ってきて締まった音がよく確認できるように なったと思います。やはり、聴いて見ると、下に敷くか敷かないかでは雲泥の差ですね。同じスピーカーとは思えないくらいです。音の不自然さもだいぶなくなりました。 また音楽CD引っ張り出して聴いている所です。あと、前よりもダイナミックレンジが上がったらしく、音量を上げるほどより立体的に聞こえ、逆に言うと音量が低い時はボーカルが沈んでるように、 遠くになったように聞こえるようです。これもやはり部屋のセッティングかと思われます。八畳しかないのでレイアウトが大変ですね。吸音材とかを試してみたいきがします。。。




検索などで来た方はぜひ [HOME] に!!