K12P







スペック

    型式       : ダイナミック型・セミオープン
    インピーダンス : 17Ω
    出力音圧レベル : 109dB/mW
    周波数特性   : 16 〜21,000Hz
    質量      : 5g(コード除く)


評価

 AKGのインナーイヤー型ダイナミックイヤホンです。AKGらしくしまった低音とシャリ付かない華やかな高音がきけます。 これは開放型といってもよいようで、音がよくもれ、抜けもよく圧迫感などはほとんどないです。ゼンハイザーのMXシリーズもそうですが 非常にコストパフォーマンスが高い製品です。隣の人にはシャカシャカ聞こえるでしょうね。何を聞いているかは分からないと思いますが。。。 この製品は、エージング前はほんとうに低音がでません。落胆した程です。エージングが進んでくると低音もしっかり出てきて、 AKGらしさを感じられる音になります。私好みの音ですね。ヘッドホンに比べれば耳に近い位置でなるので解像度は高く感じます(低価格イヤホンの中ではかなり高い解像度だと思います)。 また逆に音場はそれほど感じられませんでした(ヘッドホンと比べるのはコクですね)。また低音の量感がないので物足りない人もいるでしょう(ソースも結構選ぶようです)。 意外とヘッドホンはつけていると目立つので大人数の所ではこれをつけています。使い勝手もよいほうだと思います。

 またドライブするに当たりほとんどパワーを必要としないため国内製品のポータブルオーディオでも十分に鳴らせるでしょう。 逆に据え置きのシステムで聞いてもそのアドバンテージは現れにくいと思います。ノイズ関係くらいでしょうか。ラインが若干硬く扱いにくいです。 MX400と比べれば一回り小さくつけやすい印象でした。聴き疲れもほとんどせず、とてもいい製品だと思います。




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