HP-D3







スペック

    型式       : ダイナミック密閉型
    インピーダンス : 52Ω
    出力音圧レベル : 107dB/mW
    周波数特性   : 10 〜25,000Hz
    質量      : 255g(コード除く)


評価

 Victorのヘッドホン、結構やすい部類だろうと思います。電気量販店で視聴して衝動買いした一品です。 付け心地もよく、低価格にしてはまぁまぁと言ったところですね。ちょっと重いかもしれません。

 音ですが基本的には、若干シャリホンです。高音は結構気持ちよく鳴ってくれますね。低音はエージングをしないと 出ない上に、締まっていないように感じます。ハウジングが軽いこともあってかその質は悪いようです。しかも若干こもった感じもします。 密閉型にしては音もある程度漏れてくるようです。ノリはそれほど悪くないですし、価格なりの音は出るとは思いますが、解像度が高いわけではないようです。 どちらかと言うと、音の数が少なく、ソース自体にエコーがかかっているような曲が得意ですね。小田和正と相性が良いようです。 アカペラ物も相性がよさそうですね。音の分離感などは、かなり低いほうで、音が塊で聞こえてきます。原音とは程遠い音作りですね。温かみや、つやは程ほどあると思います。 嫌味がなく聴きやすいのがいい点と言えばいい点でしょうか。基本的に、ATH-A500などとは正反対な音の作り方みたいです。

 個人的には、ホームシアター用で、DVDなどを見ると相性がよさそうです。エコーの表現の仕方や響きなどはある程度きれいにでると思います。 あとはジャズなんかもいいかもしれません。改造しないなら、この価格帯にしては総合的に見て、コストパフォーマンスは高いほうでしょうか。 しかし、装着感の違いはあれどX122のパフォーマンスから見るといまいちですね。分解方法が、今のところ分からないので改造しようがありません。 もしばらせたら。。。。。。。。総合的には、無改造SBC−HP430よりは使用に耐える。くらいでしょうか。。。。




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