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DSP-AX1 |
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定格出力(6) :メインLR 110W＋110W、 センター110W リアLR 110W＋110W フロント35W＋35W 実用最大出力(6)：メイン 150W＋150W センター150W リアアンプ 150W＋150W フロント45W＋45W（EIAJ） 入力感度／インピーダンス：2.5mV／47k（MM）、150mV／47k（CD他） 周波数特性：20〜100kHz、±3.0dB 全高調波歪率：0.005％ 消費電力：420W 外形寸法：471W×211H×473Dmm 重量：28kg
| ヤマハのホームシアターアンプDSP-AX1。当時はフラッグシップでした。すぐに後継機が出現し（AZ1)そのためアップグレードが 可能となり、この本体も、アンプ部以外はAZ1の物に換装されています。購入は中古。アップグレード直後にヤフオクにて落札しました。 ごらんのように、私は、オーディオにハマルきっかけとなったのは、ホームシアターからでした。ヘッドホン関連の記事を多く書いていますが ヘッドホンの方が、実は後発であります。最初にはまった時は、貯金を使い果たすまで、買い続けてしまいました。結局、貯金がなくなり、それ以上買えなくなり 沈静化することとなりました。 このアンプは、ネットでの評判どうりDSPのプログラムが本当にすばらしいと思います。自分から音場を形成することで、 まるで自分が違う空間にいるかのように感じさせることができます。そのためか、ピュアオーディオ(ステレオ)としては いまいちです。確かにスピーカーを鳴らせる力は持ってはいますが、プログラムなしで、そのスピーカーの真価を発揮できるかというと そうではないようです。癖も少なく、どちらかと言うと音が緩く感じられ、力強さや、透明感はあまりありません。悪く言えば聞いていてつまらない音です。 このようになっているのは、むしろDSPを使い音を変化させることが前提で設計されているからかもしれませんね。元の音に癖が付いていた場合は、さらに演算で 音を加える分けですから、癖が強すぎて、聴けないようになってしまうからでしょう。 しかし、世の中にはまだまだステレオのメディアは多く、映画くらいしかマルチチャンネルで楽しめません。 音楽メディアが3チャンネル以上になる日は来ないのかもしれないですね。また基本的に、音楽は毎日聴けても、同じ映画は毎日見る気にはならず、宝の持ち腐れ状態です。さらに DVDと言ってもドルビーデジタルは音が圧縮されているわけで、DTSもしくはリニアPCMでないと、さらに真価は発揮されません。DTS仕様等のレンタル品はほぼないに等しいので、 さらに無駄にしている感じです。 と、いうわけで、めっきりステレオ専用と化してしまっています。あーぁもったいないもったいない。DSPを除いたほかの評価では、 ・ 内部DACと内部アンプの相性が良い(デジタル入力の方が聞こえが良い)こと ・ 逆に、DVD-Aなどをアナログ入力しても、思ったほど効果がないこと ・ ヘッドホン端子のインピーダンスが100Ωでごく一般的なヘッドホンとは相性が根本的に悪いこと などがあげられます。このため、せっかく高値で買ったDVDプレイヤーの存在意義が薄いです。なんということかと。さらにこのアンプは192kHz/24Bitまでの入力にDACが対応していますが そのフォーマットでデジタル出力できるデバイスは、パソコンのサウンドカードなどしかなく、ここでも非常に損をしています(一般的なDVDプレイヤーは、著作権保護のため96kHz/24bit までしか出力できない)。パソコンを起動して光デジタルケーブルでこのAVアンプにつなげばいいのですが、パソコンというのはファンによる外部ノイズ、演算による内部ノイズともに大きいので パソコンをメイン再生機器にはしたくはありません。これらの理由から現状八方塞です。 最後に、やはり、パワーアンプ？の部類なのでS/N比は良くありません。100ないのではないかと思います。アンプ本体自身もノイズを出しているらしく、電源を入れるとサーと音がします。 ヘッドホンで聴くとさらに顕著です。これ以外にもアパートのほかの住人の生活ノイズ(掃除機、レンジ、テレビ、蛍光灯など)の影響をもろに受けるようです。 モデムなどもひどそうに思います。電源をクリーンに、雑音を少なく、など努力する部分はやまほどあります。 ヘッドホンなら、電池駆動で頭につけてしまえばセッティング、外部ノイズなどとはほぼ無縁ですが。。。。。 やはり、ここは新しく、魅力的なステレオアンプが欲しいところではありますが、もちろんそのような物を買えるお金は。。。。。 |
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