ダイソーステレオヘッドホン-S







スペック

    型式       : オープンエアーダイナミック型
    インピーダンス : 32Ω
    出力音圧レベル : 100dB/mW(JEITA)
    周波数特性   : 100 〜10,000Hz
    質量      : 55g(コード含む)


評価

 ということで改造しました。まずは分解。イヤーパットを無理やりはずし、その後バッフルとハウジングを 無理やりはずします。これで分解できます。



 ケーブルの抵抗をテスターにて測ってみましたが、それほど悪くなかったのでケーブル交換はしないことにしました。 1000円のケーブル買うのもばからしいですし。。。で、最初はティッシュ攻撃です。ハウジングに隙間なく詰めていきます。



あまり詰めすぎると、背圧が強くなりすぎて、音量が取れなくなりますので程ほどに。



 つづいて、鉛テープを貼り付けていきます。こんなページを読んでる人は、X122の改造で買った鉛テープがあるはずなので(そんなわけない) 余った切れ端でも、適当に貼り付けます。さらに高音が出ていなかったようなので、振動板中央直上をニッパーなどで間引きしてみました。
 それでハウジング、バッフルを閉じた後、ダイソーアルミテープで穴という穴をすべて塞ぎます。さらに、ハウジングの中央にも鉛を張るとさらにいいかもしれません。



 どうしても、付け心地が改善しなかったため、キメラを決意しました。使ったのはダイソー耳あて。適当な物を選んでください。ピンバイスで穴を開けたあと、ネジ(ネジとナット) で固定します。ヘッドホンの方は、折りたたみ部分からばっさりと切り落としました。ネジで二点で閉めれば確実なんですが、めんどくさいので、もう一点は結束バンドで妥協しました。 これでちょっとはつけていられるようになります。

 さて出来栄えはイカニ。正直なところ、K24Pにすら勝ててないと思います。ケーブル交換しないと無理なんでしょうか。無改造のX122よりも良くないかも。その辺の3000円クラスのヘッドホン には勝ててる気はしますが、X122とかK24Pとかにはちょっと届きませんね。あとつけ方によってはネジが、頭に当たっていたいですOTZ。これ以上改造するには、 ヘッドホンより高い材料を使うことになるので微妙ですね。そこまで悪くもないと思いますが。。。。

 詳しくいいますと、高音は改造しても、量も解像度も、見込めませんでした(少しは良くなったと思います)。低音はある程度締まって、量も増えました。バランスのよさはそのままといったところです。 さらに鉛の量を増やせば、より高音が伸びてくるかも知れません。ドライバ自体の改造はしませんでしたが、したらどうなるんでしょう。 ドライバ自体がすごく良くない場合は、あまり意味がないような気もしますが。。。ちなみに、全体の解像度は若干上がったと思います。

 全部でいくらかかってるでしょうか?買ったのは、耳あて、ネジ、ヘッドホンだから、84+315+105=504円ですね。元は取れてるのかどうか。。。。




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