AUDIO-JACK USB







スペック

  ダイナミックレンジ :不明
  サンプリング周波数 :48kHz16Bitまで
  ClassABパワーアンプ搭載(USBバスパワー対応)


評価

 玄人志向から発売されているDAC内臓USBオーディオカード(デバイス)?です。中身のチップはC-MediaのCM102でDAC部アンプ部共に同一のICな気がします。 光出力ができるICみたいなのですが、この製品にはそのような端子はありません。アナログアウトのみです。このチップを使って色々と遊んでいらっしゃる方が 結構いるみたいなので詳しいことはそちらの方々に。。。。。。

 サンプリング周波数の対応は48kHz16Bitまでです。ということでDVD-A音源などはそのままでは再現不可能ですが、今のご時世でもCD全盛期なので問題ないでしょう。 OSがXP以降であればUSBにさすだけで使えます。ドライバのインストールは必要ありません。それでその状態でWindowsUpDateをするとC-Media製のドライバをマイクロソフトから ダウンロードして利用することができるようになりますが、省電力機構が有効になってしまい、オーディオ出力が切れるたびに電源がOFFになりそのときに発生するノイズが ひどく醜いのでインストールしないことをお勧めします。人によってはC-Mediaのドライバの方が音が悪いと仰ってるみたいですが、それほど違いはないように感じます。 ちょっとは違うのですが、あまり問題には。。。。。

 それで音ですが、極普通の音です。やはり、Dr.DACなどの上位商品と比べてしまうとかわいそうではあります(ノイズが比較的なく、ある程度フラットな最低限の音といったところです)。 USBということで、PC内部のノイズからは開放されますが、使用しているICもそれほどノイズレベルが低いかといわれればそうではないので、若干のノイズは聞こえます。 さらに曲が変わる時に大き目のノイズを放ちます。スピーカーで聞いている分には問題ありませんが、ヘッドホン、イヤホンを直に接続している場合は結構きついです。 このチップは4-8Ω程度の小さなスピーカーも駆動できるように作られているみたいなので、インピーダンスが小さいヘッドホン、イヤホンは十分に駆動してくれるでしょう。 逆にインピーダンスが高いものは苦手かもしれません。

 音の質ですが、SE-150PCI+HA20と大差はありません。ノイズレベル、音質共にSE-150PCI+HA20の方が上ですが、あまり差はありません。 サウンドカードを買わない予定の人にとってはいい製品でしょう。それでも電源ON-OFF時のノイズは結構きついので、抵抗とジャック-プラグでアダプタを作って、音量、ノイズ共に良く収まる ようにして使えば使い勝手もあがるでしょう。もし、分解に興味があるのであれば、カップリングコンデンサを容量の大きいオーディオ用の物に交換などすると結構音が変わってくるかもしれません。 そのときは、もちろん、外側の保護材をむしりとることになりますが。。。。。。。




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